表参道bar & curry noi(バーアンドカリーノイ):Blog

元“出張バーテンダー”・現“ギネス番長”のお酒Blog

『パーフェクトパイント』とは…… / GUINNESSのお話 その3

さてさて

今回はGUINNESSに関するある用語についてのお話です

『ペーフェクト パイント』

って言葉、聞いたことありますか??

英語で表記すると

『PERFECT PINT』

この言葉の使い方としてはこんなかんじでしょうか

「このお店のギネスは常に“パーフェクトパイント”だ」

「このギネスは泡がきめ細やかじゃないな
 “パーフェクトパイント”になるには何が足りないのだろう…」

前回“パイント”について語り
「樽詰ギネスは必ず指定のグラスに注いで提供しなくてはならない」

gui2-11.jpg

と書きましたが
その理由がこの『パーフェクト パイント』という言葉の中にあるのです

もったいつけましたが

『パーフェクト パイント』 とは
ギネスのブランド・オーナーであるディアジオ社が掲げる「最高のギネスたる為の条件・規約」を満たし
“完全なる一杯”にあるGUINEESSのことなのです

「最高のギネスたる為の条件」とは以下の通りです

1) ドラフトギネスにおける最適温度であること(5〜8℃)

2)サージングの時間を90〜120秒間とすること

3)泡の高さ(“ヘッド”と呼ぶ)は14〜21mmであること

4)ギネスの定める「6ステップ」によってグラスに注ぐこと(※)

5)“カニ泡”を呼ばれる大きな気泡をつくらないこと

6)溢れさせないこと

7)ギネス特製のロゴ入りパイントグラスを使用すること

(※)「6つのステップ」による注ぎ方とは……

〈Step1〉
「グラス用意The Glass」
よく乾燥した常温のグラスを用意する
→ギネスは他のビールのようにグラスを冷やしません

〈Step2〉
「グラスの角度 The Angle」
グラスを注ぎ口(スパウト)に対して45°に傾ける
→これによって注がれたギネスが泡立ち過ぎないで理想的な対流を起こします

〈Step3〉
「注出 The power」
タップのハンドルを全開に倒し、グラスの上部から15〜20mmまで一気に注ぐ
→勢いよくギネスが出てきます。爽快です

〈Step4〉
「静置 The Settle」
テーブルに置いてサージング(ガスの分離)させる。時間にして90〜120秒間
→最高のギネスを味わうには焦ってはいけません。美しく分離するのをのんびり眺めましょう

〈Step5〉
「トップアップ The Top Up」
グラスを垂直に立て、ハンドルをゆっくり奥に押して注ぎ足す
ヘッドがグラス上部より2mm程盛り上がれば完成
→玄人はこのときにヘッドにクローバー(三つ葉)を描いたりします

〈Step6〉
「提供 The Presentation」
こぼれないようにお客様に提供する
→最高の瞬間です

さて
ここで指定のグラスのグラスを使用しなくてはいけない理由がわかりますね

ギネス特製のパイントグラスは理想的な対流をつくるように液体力学的にデザインされているそうです
これによって注がれたギネスは「カスケード」と呼ばれる対流を起こし、きめ細かくクリーミーな泡をつくるんです

実はグラスの洗浄の仕方や扱い方についてもいくつか条件がありますが
長くなってしまうので、ここではやめておきましょう

さあ、これが『パーフェクト・パイント』

gui31.jpg

たまらないですね
【Bar noi】ではもちろん常に『パーフェクト・パイント』です!!

味の方はお店で確かめてください

【Bar noi】のホームページはこちら

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