表参道bar & curry noi(バーアンドカリーノイ):Blog

元“出張バーテンダー”・現“ギネス番長”のお酒Blog

なぜギネスの泡にシャムロックを描くのか??

樽詰ギネスビールを注文したら、飲む前に泡をよーく見てみてください
クリーミーな泡に三つ葉のクローバーが描かれているのが確認できますね(お店によっては描かれていないところもありますが)

このようなかんじです

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この三つ葉は正式には『シャムロック(Shamrock)』といいます
シャムロックはアイルランドの国花で、国じゅう至る所に生えているといいます
ちなみにアイルランドの国章は「アイリッシュハープ」

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ギネスのグラスにもプリントされています

さてさて、そもそもなんでシャムロックがアイルランドのシンボルになったかというと、
それは先日このブログで紹介した聖パトリックという人物が関係しているのです

先日、5世紀頃に聖パトリックがアイルランドにキリスト教を広めたとお話ししました
そして聖パトリックは血を流すことなく平和的に布教したと

大抵はある土地に新しい思想を広めようとすると、元々その土地に存在する信仰との矛盾により争いが生じます
ときにそれが戦争にまで発展するということは実際にいくつも事例がありますね

では聖パトリックはどんな方法で平和的にキリスト教をアイルランドに広めたのでしょう

実は彼は布教活動にシャムロックを利用したのです

どういうことかというと、聖パトリックはシャムロックの3枚の葉をそれぞれ、「父なる神」「子イエス・キリスト」「聖霊」に例え、それらが一つの茎でつながっていることを示して三位一体をわかりやすく説明したのです

このシャムロックを利用するという行為、これはただ新しい信仰をわかりやすく説明するだけが理由ではありません

聖パトリックが上陸する以前のケルト文化の信仰において“3”という数字は神聖な(特別な)数字であり、“3”つの葉をもつシャムロックもまた彼らにとって特別な植物だったのです

つまり聖パトリックは元々の土地の信仰を否定することなく、むしろうまく融合することによって、平和的にアイルランドにキリスト教を広めたのです

こうしてアイルランドの人々の中でシャムロックは永遠にその胸に刻まれ
彼らの大好きなギネスビールの泡に“3”つの葉を描くのです

ギネスを飲むとき、その泡にきれいなシャムロックを見つけたら
遠くアイルランドのことを思ってみるのもいいかもしれませんね

ちなみにギネスにシャムロックを描く方法が知りたい方にぴったりのイベントをBar noiで定期的に開催しています

その名も『ギネスビールにシャムロックを描いてみよう』(過去のイベントの様子はこちらをご覧ください)

興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか
次回開催は4/16(土)
なかなか上手にシャムロックを描くのは難しいですが、また一段とギネスビールが好きになることでしょう

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