表参道cafe&bar noi:Blog

元“出張バーテンダー”・現“ギネス番長”のお酒Blog

Archive for the 'C) ハーブリキュールとCOCKTAIL' Category

アンゴスチュラビターズと「東京(とうきょう)」

今回の新作シリーズの中で見た目がとびっきりお洒落なカクテルを紹介します
まずは使用している薬草リキュールから

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『アンゴスチュラ ビターズ』
トリニダードトバコ産
アルコール度数 44°

1824年にフランス人の軍医・シーガードが南米のベネズエラ・アンゴスチュラ町の病院で軍人の為の健胃強壮剤として造ったのがのが起源
ラムをベースにアンゴスチュラ樹皮やリンドウの一種のゲンチアナなどを配合した苦みの効いたボトルです
ひっくり返しても1,2滴しかこぼれてこないボトル口の構造になっていて、カクテルにはアクセントとして使います
大きさは手のひら大で、カウンターでお客さんに「それ何?」っと聞かれるのが一番多いリキュールです

トリニダードトバコから来たこのボトルを使って、こんなカクテルを作ってみました

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【東京 TOKYO】〈“香る”カクテル〉
例えば「マンハッタン」とか「YOKOHAMA」など、スタンダードカクテルに地名から生まれたものがいくつかありますが
自分でも地名カクテルをつくってみたいと思っていました
記念すべき第一弾はやっぱり「東京」
イメージは“東京のミッドナイトに遊ぶ”かんじ
ベースはジンじゃなくライトラムをセレクト
「アナナスガルーダ」というブラックパイナップルリキュールを使って洗練された見た目をつくり
シャルトリューズの後にアンゴスチュラビターズを二振り

パインとラムの甘みとハーブの苦み
またクセになるカクテルができましたね

いろんな国のひとに飲んでもらいたい一杯ですね

“渋谷・道玄坂の裏通りにあるギネスとハーブのお酒とカレーがおいしいお店”【Bar noi(バーノイ)】のホームページはこちら

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フェルネットブランカメンタと「ネロ」

さてさて、新作カクテルシリーズですが

今回からNOIのオリジナルカクテルを

〈“香る”カクテル〉

〈“やさしい”カクテル〉

〈“苦い”カクテル〉

の3つのカテゴリーに分類しています

この中の 〈“苦い”カクテル〉ですが、これはもうNOIならではですね

ボクはよくなんで「苦い」という味覚があるのだろうと考えます

例えば身体に毒なものが舌に触れると「苦い」という味覚が反応するのなら

それは自己防衛の本能として納得できます

でも実際は「苦い」ものは身体に良いとされるものが多いです

うーん……

考えて

考えて

あるとき思い浮かんだ答えは

「苦い」ものは本当はすごいおいしいものだというものでした

どいういうことかというと

本当においしいものがポジティブな味覚を呼び起こしたら

人間はそればかり食べて、いつかなくなってしまう

神さまは自分の大好きなものが人間に食べ尽くされるのを恐れて「苦い」という味覚を造り出し

ときにそれが反応するように人間をデザインしたのだ

でもたまに人間が「苦い」を通り過ぎてそのおいしさに気づいてしまうことがあって

例えばコーヒー、例えばビール

それは人をヤミツキにする

つまりは「苦い」が美味しく感じるとき

それは神の味覚なんだと

そんな発想からこの「苦い」カクテルシリーズが誕生しました

さて

「苦い」が欲しいとき、それはハーブリキュールが 大活躍するときです

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『フェルネットブランカ メンタ』

イタリア産
アルコール度数 38°

「フェルネット」とはアルプス地方の薬草抽出液でつくる薬の一般呼称

「ブランカ」はメーカー名で

「メンタ」はイタリア語で“ミント” の意

苦くってミントの風味がする、かなりクセのあるリキュールです

これをそのままロックやストレートで飲むのはかなりマニアな人です

ということで、こんなカクテルを考えました
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【ネロ】

Ginベースで ライムをたっぷり

さりげなくブランカメンタを使うのがいいですね

ブランカメンタのクセを知っている人はこのグラスの爽やかさにびっくりすることでしょう

アルコール度数はジントニックよりやや高めといったところでしょうか

ちなみに本当は名前を「ネロアッズーロ」にしようと思いましたが、長いので短くしました

サッカー好きなひとにはわかりますね??

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ファビオシナモンリキュールと「カンプノウ2009 Camp Nou」

NOIのCOCKTAILメニューが新しくなりましたが

新作カクテルたちにもいっぱいハーブ・薬草酒を使っています

ベースとなるハーブのお酒と共に少しずつ紹介していきましょう

まずは今回の新作シリーズの中で3つのカクテルに登場すのがこちらのリキュール

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『FABIO Tropical シナモン』
原産国:スイス
アルコール度数:24°

他のお店ではなかなかお目にかかれない珍しいシナモンのお酒
この「FABIO」というブランドのシナモンリキュールはトロピカルフルーツの風味のあるボトルです
いままでNOIでは【チャンチャラー】というカクテルにしか使っていませんでしたが
今回は大活躍です

シナモンに合うフルーツと言えば「リンゴ」ですね

ということで、こんなカクテルができました

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【カンプノウ Camp Nou 2009】〈“香る”カクテル〉

カルヴァドス(リンゴのブランデー)にシナモンとアプリコットブランデーなどを合わせ

丁寧にシェイクしてカクテルグラスの中へ

色鮮やかな見た目に負けない、艶やかな甘みと香りが広がります

わかるひとにはわかりますね

「カンプノウ」とはスペイン・リーガエスパニョーラのバルセロナのホームスタジアムの愛称

NOIの特大スクリーンにはバルサの最新試合が いつも流れています

今シーズンのバルサのフットボールが圧倒的に強くて美しいので

そのイメージを膨らませて考えました

実は以前クランベリーリキュールの“モニカ” を使った「カンプノウ」という別のカクテルがあったのですが

モニカが終売になってお蔵入りになっていました

それがシナモンとカルヴァドスを使ってパワーアップし

【カンプノウ2009】 として生まれ変わりました

NOIの特大スクリーンで躍動するメッシやアンリやシャビの姿を眺めながら

このグラスを傾けてください

スペイン人が来店したら

おすすめすることにしましょうか

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「林檎とカンパリの爽やかフローズンカクテル」 08 秋のフレッシュフローズンフェア

すっかり秋なので

お酒も“粋に”楽しみたいですよね

ということで、現在【Bar noi(バーノイ)】ではフレッシュフルーツ・野菜をつかった贅沢フローズンカクテルを

各日限定で提供しています

今回はその中のひとつを紹介します

その名も

【林檎とカンパリの爽やかフローズン】

渋めの林檎果肉をたっぷり使い

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カンパリなどと合わせてブレンダーにかけると

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このような爽やかフローズンカクテルが出来上がります

秋の夜長はちょっと贅沢に

ほろ苦くてさっぱりのフローズングラスでのんびりしてください

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ベネディクティンDOMと「オルゴール」

ここ数日空気がからっとして

段々と過ごしやすくなってきました

こんなときこそ、仕事後などはビールではなくて

ハーブの効いた“香る”カクテルをゆっくり味わうのがいいですね

というわけでこの季節にぴったりの一杯を紹介します

まずはベースとなるハーブリキュールです

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『ベネディクティンDOM』
フランス産
アルコール度数 40°

何度かこのブログで紹介していますが、「世界最古」のリキュールです

ベネディクト派の修道院のお酒としても有名ですね

実はこの『ベネディクティンDOM』とは別に、ブランデーベースの『ベネディクティンB&B』というものがあったのですが

本国でも製造を中止してしまったようです

さて、格式あり、香り立つこのボトルからこんなグラスを考えました

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【オルゴール】

『ベネディクティンDOM』に「洋梨のリキュール」などを合わせました

「洋梨のリキュール」はそのままで飲むと、雑味や重たさを感じてしまうのですが

このように苦みのあるハーブリキュールを合わせると、すっきりと飲みやすく

おしゃれな味わいになります

どこか懐かしく、「オルゴール」の音色に身を委ねるのに似た気分になるこのカクテル

とある物語を元にして考えたのですが、それはまたおいおいお話ししましょう

まずは秋の季節の訪れを

このカクテルと共に感じてください

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シャルトリューズ ヴェールと「トモトモクーラー」

ハーブリキュールの王道と言えば

やはり「シャルトリューズ」ですが

「王道」を使ってとても女性向けのカクテルをつくってみました

選んだのは「シャルトリューズ」シリーズの中からこれ

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『シャルトリューズ ヴェール』
フランス産
アルコール度数 55°

“女性向け”と言えば、ハチミツなどが入ってSWEET TASTEの「ジョーヌ」かと思ったかもしれませんが

アルコール度数高めの「緑」をセレクト

そして完成したカクテルがこちら

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【トモトモクーラー】

「ヴェール」に「フランボワーズ(木イチゴ)」のリキュールなどを合わせました

甘みの中にハーブの美しい香りが浮かぶ

ボクのカクテルにはこの方程式が当てはまるのが多いですが

「甘さ」というものをより意識したのがこの【トモトモクーラー】です

普段カシスウーロンやファジーネーブルなどを飲んでいる女性が冒険するにはぴったりのロンググラス

『ハーブカクテルコース』の中でも注文されることが多い一杯です

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KISS OF ROSEと「リトルキス」

「リキュール」の世界では

“お花(flower)”のリキュールも薬草・香草系に分類されます

“花”と言えばコレ、ですね

『バラ』のリキュールの登場です

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『KISS OF ROSE』
ドイツ産
アルコール度数 21°

ジャガイモとハチミツの蒸留酒に

薔薇の花弁から抽出したエッセンスを加えてつくってリキュール

薔薇の香りがするのはもちろんですが

しっかりとしたフルーティー系の甘みもあります

ボトルデザインもおしゃれですね

結構長いです

女性好みのこのボトル

“さりげなく”つかってこんなグラスを考えました

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【リトルキス】

ROSEをGreen Appleと合わせてサッパリテイストに仕上げました

甘みの後に、「薔薇」の香りがほのかに浮かぶ

女性向けです

また、薬草系の苦みにまだ慣れないってひとにもおすすめです

1杯目にこれを飲むとちょっぴり贅沢な気持ちなるといいます

ぜひ一度試してみてください

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チナールと「slow flower」

このブログでもイタリア産のハーブリキュールがよく登場しますが

今回もカルチョの国から

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『チナール』
イタリア産
アルコール度数 16°

イタリア産の苦み系ハーブリキュールです

アーティチョーク(チョウセンアザミ)など十数種類のハーブ・スパイスを配合してつくられています

キツ過ぎない苦みなので

コーラやトニックなどで単純に割っても美味しく飲めます

あまりカクテルには使われないリキュールなので

たまには粋に、こんなグラスに仕上げました

slowflower.jpg

【slow flower】

ボクの独自のお酒理論ですが

「イタリアのお酒は日本のお酒と合う」

というものがあります

理由は長くのなるので割愛させていただきますが

今回、チナールに合わせたのは「梅酒」です!

たっぷりの梅酒にチナールとレモンとビターズを少しずつ

ロックグラスをゆっくり傾けると

そのテーブルだけ、ゆっくり時間が流れます

「slow flower」とは“遅れて咲く花”という意

焦らずゆっくりと

綺麗な花を咲かせていきましょう

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シナモンリキュールと「チャンチャラー」

さてさて

【Bar noi(バーノイ)】のカウンター席の背後にはガラス戸のハーブリキュール・ボトル棚があります

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この棚にはあまり他のお店では見られないハーブリキュールがありますが

その中に一つ、スイスからやってきたボトルがあります

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『ファビオ トロピカル シナモン』
スイス産
アルコール度数 24°

珍しい珍しい“シナモン”のリキュールです
そしてスイス産っていうのも珍しいですね

このボトルはトロピカルフルーツの味わいの中に
シナモンが香るといったイメージです

そのまま飲むのでは少し甘みが気になってしまいますので
こんなかんじのカクテルでおいしーく仕上げてみました

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【チャンチャラー】

シナモンの風味を活かす為に3つのフルーツを選びました

グリーンアップルと
オレンジと
レモンです

オレンジを多めにしてハードシェイク

そしてロックスタイルでちびちび楽しみます

サングリアをつくってて思うのですが、

シナモンはフルーティーな甘みの中に香るのが逆に大人っぽくて好きです

ちなみに『チャンチャラー』という名前は

毎週のようにnoiに来てくださる素敵な常連さんにつけてもらいました

今夏の新作カクテルの中でも人気もの

どのシーズンでも楽しめるグラスです

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スーズとアメールピコンと「ガーゴ」

暑い日が続きますが

こんな日は甘ーい飲み口より

苦みの効いた、さっぱりシュワシュワ系のお酒をぐびーっといきたいですね

でもでもいつでもビールばっかりでは芸がないので

こんなカクテルを考えました

2種類のフランスの苦み系ハーブリキュールを使ったロンググラスです

使ったボトル、まずはこちら

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『スーズ』
フランス産
アルコール度数 15°

りんどうの一種・ゲンチアナなどが原料の薬草系リキュールです

かのピカソが愛したということで知っているひとも多いのではないでしょうか

別のカクテルで既に一度紹介していますが

この『蛍(ホタル)』というカクテルは実は【Bar noi(バーノイ)】では三本指に入る人気カクテル

スーズの香りにハマるひとが続出しているんです

そしてもう一つのボトルはこちら

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『アメールピコン』
フランス産
アルコール度数 18°

こちらもりんどうの一種である“ゲンチアナ”を主に、キナ樹皮・オレンジの果皮などを配合しています

以前、『秋桜(コスモス)』というカクテルのときにも説明しましたが

「アメール」とはフランス語で“苦い”の意

そして「ピコン」は開発者“ガエタン・ピコン”の名からとっているんです

ピコンはフランスの元軍人で

彼は陸軍に所属していた頃、派遣されたアフリカ・アルジェリアにて現地民が薬として扱われていたゲンチアナに出会いました

やがてピコンはフランスに帰国し、除隊後ゲンチアナの研究を進め、「アメールピコン」を開発させたという

「スーズ」と「アメールピコン」

この二つの苦み系ハーブリキュールにコアントローを隠し味に使って

こんなグラスをつくりました

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【ガーゴ】

甘みは一切排除した苦サッパリ(にがさっぱり)テイスト

酒場の扉を開けて、椅子に座り

1杯目に飲みたくなるようなカクテルです

名前はレアルマドリー所属のアルゼンチン代表MFガーゴ選手からとりました

深くはつっこまないでください(笑

なんとなーくのイメージです

こういう玄人好みなカクテルがnoiで人気ものになったら本当におもしろいなーって思います

ぜひぜひ、

一度試してみてください〜

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